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一人暮らしの洗濯機の選び方と縦型・ドラム式洗濯機の違いについて

一人暮らしの洗濯機、どう選んでいますか?
一人分なら洗濯物も少ないし小さくても大丈夫、洗えればそれで十分、と考えている人も多いかもしれません。

しかし洗濯機は一度購入してしまうとなかなか買い替えが難しい家電の一つです。大きくて思いため運び入れるのも処分するのも大変ですし、そう短期間で壊れてしまうものでもありません。
洗濯機選びを失敗してしまうと、暫くの間使いにくい洗濯機にストレスを溜め続けることになってしまいます。

では、一人暮しの洗濯機を選ぶ際には何に気をつけたら良いのでしょうか?

◯小さいものよりは大きいものを
「一人暮らしなら洗濯物は少ないはず、だから洗濯機も小さくて大丈夫」そう思いがちです。
あながち間違いでもないのですが、これは頻繁に洗濯機を回す人の話です。確かに、毎日洗濯するのであれば5kg程度の小さな洗濯機でも問題ないでしょう。

しかし、一人暮らしで一日の洗濯物の量が少ないのであれば、まとめて洗濯した方がずっと楽です。それに、あまり小さな洗濯機だと洗濯物が多いときや、シーツなどの大物を洗う時に不便です。

洗濯機の大きさを決める際には、週に何回洗濯するか、洗濯物はどのぐらいの量になるかを計算すると良いでしょう。

◯縦型とドラム式、どっちが便利?
洗濯機には縦型のものとドラム式のものがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

●縦型洗濯機
縦型の魅力は何と言っても値段の安さです。安いものであれば2万円程度でも購入できます。お金に余裕のない学生の場合は縦型がおすすめです。
ドラム式よりも省スペースであることが多く、古いアパートなど接地面積が限られている場合も縦型が向いています。
また、洗濯機が汚れやすく壊れやすい屋外設置の場合も縦型の洗濯機が向いています。

●ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機は乾燥機能がついているのが普通です。
この乾燥機能がドラム式最大のメリットです。

洗濯終了後、入れ替えることなくそのまま乾燥させることができるため、干す手間やスペースの節約ができます。
家事の手間を減らしたい一人暮らしの社会人や、乾燥機の利用を考えている人には特におすすめです。
夜家に帰って来て洗濯機を回せば、後はそのまま放っておくだけで朝にはもう着られる状態になっています。

縦型のものと比べると値段も高く、サイズも大きいという欠点はありますが、洗濯の手間を少しでも減らしたい人にはドラム式が向いています。

また、縦型にも乾燥機能がついているものがありますが、ドラム式のものとは異なり、乾燥機そのもの代わりとすることは難しいです。洗濯からそのまま自動で乾燥できないため、一度自分で入れ直す必要があり、一度に乾燥できる量も少ないためです。

●コインランドリー
洗濯ものが少なければ、コインランドリーで十分と考えている人もいるかもしれませんが、よほどのことがない限りおすすめはしません。
縦型やドラム式洗濯機にかかる電気代は1回数十円程度で済みますが、コインランドリーは一度の利用に数百円かかります。洗濯機の購入時にはそれなりの費用がかかりますが、長い目で見ればコインランドリーよりも洗濯機のほうがずっとお得です。
コインランドリーの利用は毛布など自宅で洗いにくいものを洗う時のみなどの留めておきましょう。

◯一人暮らしにおすすめなのは大きめのドラム式
ドラム式の中でも小さなものではなく、ファミリー向けのドラム式洗濯機がおすすめです。
ファミリー向けのものであればまとめ洗いも可能で、当然乾燥機能もついているため洗濯物を干す手間がありません。
ファミリータイプのものは小さめのサイズの洗濯機と比べて高機能な物が多いのも特徴です。汚れがよく落ちるものや、ワイシャツに皺が残りにくいものなど、家事の負担を減らせるような様々な機能があります。

値段がそれなりに高くなるため、学生の場合は難しいかもしれませんが、時間を有効活用したい社会人にはピッタリです。

◯ドラム式を選びの注意点
縦型の洗濯機と比べると、ドラム式洗濯機はサイズが大きく、重い傾向にあります。特にファミリー向けの洗濯機は大型になるため、一人暮らしの物件に住んでいる人は要注意です。

・設置場所はあるか
洗濯機を買いに行く前に設置場所の寸法をしっかり測っておきましょう。縦横の大きさだけでなく、防水パンの大きさや、人が通るスペースが確保できているかも重要です。

・搬入できるか
玄関や廊下など、入り口から設置場所までの搬入ルートの大きさもチェックしておきましょう。マンションやアパートの場合は、エレベーターや階段の幅も重要です。

・蛇口の位置は問題ないか
古い住宅では、縦型洗濯機の設置しか想定されていないことが多々あります。蛇口の位置が低く、洗濯機の大きさによっては設置が困難なケースがあります。

◯夜間の利用を考えている人は
夜間に洗濯機を使おうと考えている人は、静音機能がついている洗濯機を選びましょう。基本的に、値段の安いものほどうるさく、高いものほど静かな傾向にあります。
ただし、夜に洗濯機を回しても大丈夫かどうかは、物件や周辺の住人にもよります。騒音に関するトラブルは深刻になりやすいため、夜中に洗濯機を使う際は最新の注意を払いましょう。

◯外置き物件は避ける
これは洗濯機の選び方ではなく物件の選び方になってしまいますが、廊下やベランダに洗濯機を置くタイプの物件はおすすめしません。
洗濯機を外に置くと、洗濯機そのものが汚れやすいだけではなく、非常に故障しやすいです。
外にしかおけない物件に住んでいる場合は、短期間で壊れるものだと諦めて、安価な洗濯機を選びましょう。

◯一人暮らしの洗濯機選び
最後に洗濯機選びのポイントをおさらいしましょう。

・まとめ洗いのできる大きめのものが便利
・乾燥まで自動でできるドラム式の方が楽
・ドラム式は設置スペースと搬入ルートに注意する
・夜使いたい場合は静かなものを選ぶ
・洗濯機を外に置くと劣化が早いため注意

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