引っ越しやること

引っ越し料金の値引き交渉をスムーズに進めるには?

引っ越しの料金には明確な定価がないことがほとんどで、繁忙期を除けば値引きができます。
引っ越し業者に見積もりを依頼すれば、この値段です、と提示してはくれますが、その値段にはっきりとした根拠や内訳があるわけではありません。それはどの業者も同じようなもので、業者によって提示する見積もりが異なるのはそのためです。
値引きが当たり前に行われるということは、見積もりとして出される値段も値引きを想定した金額だということです。基本的に、値引きに応じされるようにある程度余裕を持った金額が見積もりに記されています。つまり、見積もりの価格そのままの金額でOKしてしまうのは、自ら値引きの機会を捨てているということになります。
引っ越し料金で損をしないためには、値引き交渉が必須です。

●2段階の値引き
引っ越しの料金の値引きには2段階あります。1段階目は見積もり時の値引き、2段階目は「相見積もり」による値引きです。

・見積もり時の値引き
見積もりの際、業者は持参した料金表からいくらかの料金を値引きし、見積もりとして提示します。

これは一種のパフォーマンス、儀式のようなもので実際にあまり意味はありません。
というのも、この持参した料金表はもともと高く設定されている価格が書かれているためです。
各引っ越し業者はそれぞれが設定した料金表を運輸局に出しています。この料金表に書かれているのは、その業者が手がける中で一番高い設定の引っ越しです。例えば3月末の引っ越しが集中し、なおかつ駆け込みで引っ越しするようなスケジュールぎりぎりのものです。そんなに値段が高いのは1年のうちでほんの僅かな期間の引っ越しだけで、それ以外の時期はもっと安く引っ越しできることは業者も承知の上です。
ですから、業者持ってきた料金表から大幅な値引きがあっても、その時期にあわせた適正価格に直しているだけで、値引きといえるようなものではありません。

以前はこのパフォーマンスで、あたかも高額の値引きをしているように見せていました。しかし最近では、この1度目の値引きがパフォーマンスのようなものだと知れ渡ってしまい、あまり効果を発揮しなくなってしまっているようです。

・相見積もりによる値引き
「相見積もり」とは複数の業者から見積を取ることです。この2回目の値引き交渉が本番です。

訪問見積もりの後、他の業者の見積もりも控えていると伝えましょう。そうすると、他の業者の見積もり金額も教えてくれるように言われるはずです。
他の業者の出した見積もりが自分の所よりも安かった場合、かなり高い確率でさらに安い金額を提示してもらえます。

引越しの見積もりは複数から取るのが一般的なため、業者も相見積もり前提で1度目の値引きを行います。つまり、1度目の値引きの段階では安くなる余地があるということです。
安く引っ越しをしようと思ったのなら、見積もりは必ず複数社のものが必要となります。

●交渉能力はなくても大丈夫
値引き交渉というと、口がうまい人が得するように聞こえますが、実は交渉能力の必要はありません。なぜなら、値引きは業者間の競争によって勝手に進んでいくからです。

相見積もりによる値引き競争は1度では終わりません。どうしてもお客がほしいという業者は2度目、3度目の値引きを行います。そうして互いに値引き競争を行い、適正価格まで引っ越し料金が下がった所で、自然に競争は終わります。

私達が値引き交渉の際にするべきなのは、下がった価格を引っ越し業者に正しく伝えることだけです。

また、あまり安く安くと積極的に交渉しすぎるのもあまり良くありません。過剰な値引き交渉は営業の人の心証を確実に悪くします。引っ越し費用を十分に支払えるだけのお金がないと思われるかもしれません。
営業の人も人間ですから、嫌な人よりも良いお客さんの方が値引きに応じたくなります。格安引っ越しは確かに魅力ではありますが、ほどほどの所でやめておいた方がお互い快適に引っ越しできます。

どうしてもあと一歩足りない、という時は、値段ではなくサービス面からアプローチとしてみるのも手です。オプションやサービスを充実してもらったり、反対にサービスを減らすことで値段を下げてもらったりと融通がきく可能性があります。

●引っ越しは値段が全てではない
ただ安さだけを追求するのであれば、見積もりの中から一番安い見積もりを選び、それを使って値下げ交渉をすればOKです。ただ、引っ越しで重要なのは値段だけではありません。

荷物の取扱やスタッフの態度、万が一の際の対応など、引っ越しの質にも注意を払っておきたいです。
値段が安いからと言って、気分の悪い思いをしたり、物が壊れたり、トラブルが合ったりしては決していい引越しだったとは言えません。

値下げ交渉は複数見積もりを取ればかってに進んでゆきます。その分の労力で、見積もりに来た人の態度やサービス内容、何かあった時の対応など、細かい部分をチェックするようにしましょう。

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