「キャッシュバック賃貸」というサービスをご存知ですか?
このサイトに掲載されている物件を契約すると、一定の金額が利用者に返ってくるというサービスです。
サービスの利用にお金はかからず、誰でも簡単に登録・利用ができます。
このサービス、あまりに「うまい話」すぎて、胡散臭く感じてしまった人もいるのではないでしょうか?
詐欺や個人情報を抜き取る怪しいサイトでは、と心配に思う人もいるかもしれません。
しかし、キャッシュバックが可能になった仕組みを知れば、どうしてこんなサービスが実現可能なのか納得できます。
では、キャッシュバック賃貸の仕組みと使い方について紹介していきます。
キャッシュバック賃貸とは
賃貸住宅の情報が掲載された情報サイトです。
最大の特徴はキャッシュバック賃貸から部屋を借りることで、キャッシュバックがあることです。
賃貸住宅の情報は、北は北海道、南は沖縄まで日本全国の物件が掲載されています。単身向けの小さな部屋だけでなく、ファミリー向けの広い部屋もあり、様々なニーズに対応しています。家賃の幅も広く、格安物件もあれば設備が充実した高級な物件も掲載されています。
サイトトップには各地の新着物件が表示されており、掲載数も十分で、賑わっているサービスのように見えます。しかし、心配性の人の中には、本当にキャッシュバックがあるのか怪しんでいる人もいることでしょう。
そんな人のために、どうしてキャッシュバックが可能なのかについて簡単に解説します。
どうしてキャッシュバックができるのか
結論から言えば「浮いた広告費をキャッシュバックに回しているから」です。
普通、物件の情報を不動産情報サイトに掲載するには、お金を払わなければいけません。例えば、超有名な不動産サイトのSUUMOでは、月額いくらで料金を支払い、不動産情報の掲載を行っています。
いくら良い物件でも、宣伝を行わなければ、借り手をみつけるのは難しいです。不動産情報サイトの掲載料はそう安いものではないのですが、紙の広告よりもたくさんの人の目にとまることが期待できます。
こうした一般的な不動産情報サイトに掲載する欠点は、契約成立の有無にかかわらず常に一定の費用がかかり続けるということです。効果は大きいのですが、お金もそれだけかかってしまいます。
この問題を解決するために、「キャッシュバック賃貸」では掲載料を無料としています。契約が成立したタイミングで不動産業者から手数料を払って貰い、サービスを運営しています。契約がなければ広告費は発生しません。
月いくらで掲載料を払うのと違い、契約のタイミングで掲載料を払うため、費用は最小限です。その浮いた分の費用を利用者に還元できるという仕組みになっているのです。
サービスの利用者からすれば、大手不動産情報サイトに掲載されていようが、キャッシュバック賃貸に掲載されていようがあまり大きな差はありません。掲載費を節約することで、不動産業者にも利用者にもお得なシステムとなっています。
キャッシュバック金額はいくらぐらい?
キャッシュバックされる金額は物件によって様々ですが、5千円程度が最も多いです。中には、2万円以上のキャッシュバックがある物件もあります。
基本的に、家賃の高い物件の方がキャシュバックの金額も高くなりやすいです。
だからといって、無理に高い物件を探す必要はありません。むしろ、家賃10万円の所で5千円返ってくるよりも、家賃6万円の所で5千円返ってくるほうが割合としてはお得です。
キャシュバック賃貸の利用方法
サービスの利用には会員登録が必要です。
しかし、難しい手続きは必要ありません。ものの数分で登録は完了しますし、会費もかかりません。
登録時に必要な情報は、名前とメールアドレス、ログインに使用するパスワードだけです。電話番号を入力する欄はありますが、入力は必須ではありません。
掲載物件以外もキャッシュバック対象
キャッシュバック賃貸経由で問い合わせした不動産業者で契約すれば、たとえ契約物件がキャッシュバック賃貸に掲載されていないものだったとしてもキャッシュバックがあります。
ネットで見た物件の他に見せてもらった部屋のほうが気に入ってしまった、という人でも安心です。
掲載物件にはそれほど惹かれなかったけれど、訪ねようと思っていた不動産屋が掲載している物件があった、という場合でも一度キャッシュバック賃貸経由で問い合わせしてみることをおすすめします。
仕組みがわかれば納得
サイトを経由するだけでキャッシュバック、と聞くと怪しいサービスのように感じるかもしれませんが、キャッシュバックが可能になった仕組みを知れば理にかなったサービスだということが分かります。
残念ながら、物件の掲載数は大手不動産情報サイトにはかないませんが、上手に利用すればメリットの多いサービスです。
部屋探しの最初の足がかりとしてはかなりおすすめのサイトです。