同じ区内や市内など近距離での引越しとなると、自分たちでやってしまうおうかと考える方も多いのではないでしょうか。ただ、料金が安いなら引越し業者に任せてしまった方が楽ですよね。
近距離での引越しは移動時間が少ない分、料金もかなり安くなっていいはず…と思いがちですが、いざ見積りをとってみると、思っていたより安くならなかった、という方も多いようです。ここでは、近距離での引越しの際に見落としがちな落とし穴をご紹介します。
○近くだから…と直前に準備しようとしていませんか?
すぐ近くへの引越しだから時間もかからないし、引越し業者を選ぶのは直前でいいだろう、と思っていませんか?
確かに、近距離の引越しは移動時間が少ない分、通常8時間程度とされる作業全体の時間も、半分程度の半日で済むため、長距離の引越しより日程を押さえやすいです。
しかし、日にちが近づくほど、引越し業者は値引きをしてどんどん日程を埋めようとします。そのため、直前になると、希望の日にちがほとんど埋まっていて、選べるほど引越し業者がない、なんてこともあります。
引越業者は件数獲得のためさまざまなプランを用意しています。学生パックや単身パック、シニアパックなどなど。その中で長距離プランというのはちらほらあるのですが、意外と少ないのが近距離のプラン。荷物の量や作業員の人数など、安くできる余地が少なく、最低限の基本料金で高くかかってしまうため、プランを用意しにくいのです。
お得なプランが少ない分、早めに見積りをとり、複数の引越し業者の料金をじっくり比べて決めるのが賢い方法といえるでしょう。早めに引越し業者に見積りを出せば、料金を交渉する余裕もありますよね。
近距離での引越しほど、なるべく早めに見積りをとるように心掛けましょう。