引越し費用

引っ越しのダンボールをタダで調達するには?

引っ越しではたくさんのダンボールを使います。
このダンボール、実は業者によって無料で貰える場合もあれば、有料で買わなければならない場合もあるのです。
特に格安をうたう引っ越し業者では有料の所が多く、タダで貰えると思っていたのに思わぬ出費にびっくりしたという人も少なくありません。

引っ越し後はすぐに処分してしまうダンボールに高いお金をかけたくはありませんし、何より引っ越しの際には他にも色々な出費があります。できるだけ節約して引っ越ししたいと思うのは当然です。

しかし、少し工夫をすればダンボールを無料で手に入れることができます。今回は引っ越しのダンボールを無料で調達する3つの方法を紹介してゆきます。

●ダンボール無料の業者と有料の業者、どっちがお得?
傾向としては、大手で値段の高いところはダンボール無料、低価格の業者では有料となっています。

しかし、引っ越しにかかる費用は荷物の量や距離などの条件による変動が大きく、公式サイトで表示されている価格や他人の引っ越し価格が参考にならないことも多いのです。
格安と評判の業者を選んだにもかかわらず、自分の条件では他の業者の方がずっと安かったということも珍しくありません。

業者ごとの値段の差や、評判をチェックしたい時は一括見積もりサービスを利用するのがおすすめです。荷物量・距離を一度入力すれば複数の業者にまとめて見積り依頼ができます。手間も少なく、何かと忙しい引っ越し前には便利なサービスです。
また、一括見積もり利用で引越し料金の割引をうけることもできるため、お得に引越ししたい人には特におすすめです。
他社の見積書は交渉の材料にもなるため、既に候補が絞られているという人でも手に入れておきたいです。

●ダンボール無料の業者を利用する
最も手っ取り早いのは、最初からダンボールが無料でもらえる業者を選ぶことです。

ダンボールが貰えるということは、基本料金にダンボールの料金も含まれているということでもあるため、値段はやや高めになりやすいです。
新品のダンボールが使えるため、きれい好きの人や使用済みのダンボールに抵抗がある人、引っ越し後もダンボールのまま保管する荷物が多い人にはおすすめです。

無料で貰えるダンボールの量には制限がある所が多いです。荷物の量にもよりますが、50枚程度が上限となっています。よほど荷物が多い人でなければ十分な量ですが、足りない場合は購入するか自分で調達する必要があります。

●お店でダンボールを貰う
スーパーで無料のダンボールを貰うように、お店で不要になったダンボールを貰い、引っ越しに利用するという手段もあります。

ただし、スーパーのダンボールはあまりおすすめしません。食品や軽いものを入れるダンボールが多く、引っ越し用とするには強度が足りないためです。大きさも物によって様々で、使いにくいものが多いです。
コンビニでダンボールを貰うのも同様におすすめできません。ダンボールの数が少なく、あってもペットボトル用の小さいものしかないためです。

おすすめは家電量販店やドラッグストアでダンボールを貰うことです。

特に家電量販店のダンボールは引っ越し用に最適です。丈夫でサイズのあるダンボールが多く使いやすいです。水気のある品物が入っていた心配もなく、比較的綺麗なものが多いです。
ドラッグストアのダンボールも強度があるものが多く、サイズも大きめで使いやすいです。家電量販店でよりもお店の数も多く、貰いに行きやすいのもメリットです。

どちらの場合も、個人商店だと品物の入荷頻度が少なく、ダンボールも少なめになってしまうため、大手でチェーン展開しているようなお店を選びましょう。品物のやり取りが頻繁なため、必然的に使用されるダンボールの量も多くなります。

タダでダンボールを貰うのは図々しい・みっともない、と気が引けてしまう人も中にはいるかもしれませんが、あまり気にする必要はありません。お店ではダンボールを処分するにもお金がかかっており、ごみの量が減るのはむしろありがたい場合も多いのです。
お店の人にダンボールを貰いたいと伝えれば、案外気前よく譲ってくれます。

●中古ダンボールを活用する
引っ越し業者の中古ダンボールを利用すれば、無料でダンボールが使える場合があります。

引っ越しではたくさんのダンボールを使います。引っ越し後に不要になったダンボールを家庭ごみで処分するのは大変なため、使用後のダンボールを回収している業者が多いです。そうして戻ってきたダンボールを再利用させてもらうことで、ダンボール代を節約しようという作戦です。
中には、新品のダンボールは有料だが、中古であれば無料と最初から示している業者もあります。特に示されていなくても、交渉の際に一度聞いてみるのも良いでしょう。

荷物が入っている時間が短く、生ものを入れることもないため、中古と言っても綺麗なダンボールがほとんどです。もちろん文字がかかれていたり、ガムテープの跡が残っていたりすることはありますが、荷物を入れるのに支障はありません。汚れの酷いものは随時処分されているため、汚いダンボールを渡されることはありません。むしろ用途や経緯が推測できるぶん、お店でもらったダンボールよりも安心して使いやすいです。

ダンボール代を節約できるだけでなく、ゴミを減らせるため環境にも優しいです。

●無料ダンボールの有無は業者の決め手になる?
結論から言えば、ダンボールが無料で貰えるかどうかを業者決めの理由とするのはおすすめしません。
これまで説明したように、お金をかけずにダンボールを手に入れる方法はいくつもあります。ダンボールの大きさを揃えたいという人や、どうしても新品が使いたいという場合を除けば、無料でダンボールを賄うが十分可能だからです。
また、ダンボールが無料で手に入るからと言って、トータルの出費が安くなるとは限りません。複数の業者の見積もりを取り寄せ、値段やサービス内容をしっかり見ながら比べなければ、どの業者が一番安いのかは分かりません。
安く引っ越しをしたい場合は、まずは見積もりから相場をチェックして一番安い業者を探すことが必要です。

-引越し費用

© 2024 みんなの引越し見積もり